悪戦苦闘
2006年11月26日 天気【 曇り 】 釣行メンバー
【大原さん,スズキ君,アトムさん,かっちゃん 】


 前回のカワハギの美味しさに感動し、3週間ぶりにまたまたやってきてしまいました!このカワハギのお刺身の肝和えは衝撃的で、もう釣り期は終わりに近いと解っていながらも少し期待してみる。メンバーは前回同様、仕事よりも釣りを優先する大原さん、猟期(鉄砲)に忙しいい中、時間を作ってくれたアトムさん、家族サービスに忙しい中キモを狙うスズキ君、と自分本位な私とでカワハギのフォアグラ狩りに行くことになりました。




さみーよ〜
 前回、出発が遅く好ポイントを先取りされていたので更に早くから釣り場に向かった。しかし、前夜からスタンバっている連中がいる!だが、釣りのターゲットもポイントも違っていていたので荷物を置いて場所取りする。

 今日も、まずはアオリイカを狙ってみる。しかし風が強くて思うように飛ばない。しばらくやっているうちに後から来た釣り人が場所取りした所まで攻め入って来そうなので、アオリは諦めてカワハギ釣りをすることにした。それにしても今日は寒い!
灯台の影で風を凌ぐスズキ君。
 さあ、本命のカワハギはどうだろうか!?水温も前よりか下がっているし食いも渋い。食い気を出させる為にコマセにアミエビも用意してきたので、カゴを付けて落とし込む。
 「ゴンゴンっ!」イイアタリだ!これは!?と合わせるとボンボンボンと跳ねるような引きである。…やっぱりフグかぁ。ヤツは口からおもいっきり空気を吸い込みパンパンになって威嚇してきた。その後もフグとベラの猛攻にあい、これまたカゴコマセは撤収するはめに。


絶妙な誘いで魚を掛けるアトムさん






フグすら寄せつけないデカレンジャー集魚板

 「やっぱりもうカワハギは終わったのかねぇ」 諦めかけた時、大原さんに待望のカワハギだ!よーし、これでやる気が出るというものだ。
 大原さん:「でも腹がペッチャンコで肝が少なそうだよ」 口にはしなかったが大原さんも肝目的のようでした。
 アトムさんも本気モードとなり、絶妙な誘いをかけてカワハギを釣りまくっている。“色々な釣りを教えてください”と釣り仲間になったアトムさんですが私達よりも数段釣りセンスは良くて、私達の方が教えられているほうが多い。スズキ君と私はというと釣っても釣ってもフグとベラばかりである。
 スズキ君は好奇心旺盛なカワハギの習性を利用して釣りまくろうと、自作の集魚板まで用意してきたがまったく効果がないようである。マジレンジャー集魚板は、ちと派手すぎたのか!?
 どうしてオイラ達には釣れないんだろう?としている内にアタリさえも少なくなってきた。少々釣り飽きた大原さんが黒鯛の影を探しに出た。しばらくすると駆け足で戻ってきた。走って戻ってくるくらいだからベラベラいるのか!?息を切らせて「いっ、イター」 マジーッ!?「うん、タコが!」…。で、どうやって捕るの?と聞くと、道具箱からサっとタコテンヤを取り出して走り去った。さすがはタコハンターである。抜かりはない!
 タコハンターは眼力が違う。少しでも波間に揺らめくタコ頭をとらえると、寸分の狂いもなくすばやくイカリを降ろして引っ掛ける!これは素人では真似できない。1キロクラスのタコを2匹ゲットして 「今日はカワハギとタコの刺身だよ!」 とご満悦です。
 私もタコは好きなので一匹‥、いや今日はまだカワハギを釣ってないからやめとこう。場所を少し移動してじっくり腰を降ろしてやってみると、今までにない重さである。水面に姿を見せたのは菱形のキモハギー!やったぞー!しかもまあまの型でした。


タコハンター大原さん


う〜 つられた〜


 こうしてなんとか最終回、カワハギの肝和えを食することができた。しかしスズキ君を始め私も、あの時外道扱いして蹴り飛ばした祟りは消えてはいないようだ。


 ごめんなさいカワハギくん、来年は釣れてください…。


  

 

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