淡島巡り
2007年12月22日 天気【 曇り 】 釣行メンバー
【ノリさん,かっちゃん 】


 今年は干物と燻製にはまった一年でした。そして、今年最後の締めくくりにアマダイの干物を食べたいということで、干物の産地で知られる沼津に行くことになった。
 釣行メンバーはノリさん。実は先週行なった忘年会の次の日に、ノリさんと行く約束をしていましたが、体調のすぐれなかった僕は「明日は風吹きそうだし止めましょう」と遠まわしにお断りしてしまった。この日を楽しみにして道具を買い揃えたノリさんには申し訳ないことをした。今週はどうにか体調も回復したので、淡島の浮かぶ内浦湾に向かった。ここに来るのは約2年ぶりで、スズキくんと行った時以来です。ボートを出す船着場に着くと、風はそよそよと吹いていていい釣りができそうです。ボートを浮かべて、ポイントまでガンガン走らせる。初めてヘチガラス丸に乗ったノリさんは「おおーー!イイねー!」とご満悦そうだ(^^)


名前不明

リュウグウノツカイか?

図鑑で調べましたが正体不明

 あっと言う間に到着して仕掛けをセットするが、海は静かとは言っても下を見ていると何となく船酔いしそうだったので、僕は酔い止め薬をぐびっと飲んだ。ノリさんは船酔いするの?と聞いてみたが、「二日酔いで乗った時酔ったことある」…。聞く必要もなかったようだ。
 さぁーて、仕掛けも出来たとこで一気に底まで落とします。水深60m。あいかわらず深い。岸から50m足らずで60m落ちるとはどんな地形をしてるのだろうか。なので電動リールじゃないと巻き上げるのは大変である。5分、10分と流すが一向にアタリがない。次のポイントに移動しようということに。仕掛けを巻き上げると、何か付いている!?ここではよく釣れる、小さなトラギスでした。するとノリさんにも何かが!うい〜?何だこりゃ?見た目は、赤いリュウグウノツカイの子のようだ。何にしろ浅い海にはいそうもない形をしているし、深海魚のようだ。噛まれたり、刺されたりしそうでなんか怖かったが、長物の苦手なノリさんに代わってハリを外して海に返してあげた。
イトヨリダイ サクラダイ
↑マウスОN↑
 釣れる場所を求めて次々と移動します。いつものエレキと違って今日は船外機での移動なので早いし楽しい♪クルージングも楽しいので「移動しますか?」とノリさんに言っても「いいですよ〜♪」と、もっと粘らせてくれとは言いません。
 反対側の少し南に移動して釣っていると、やっと竿先にハッキリとしたアタリがきた。巻き上げる途中も、引きを感じます。もしかしてアマダイか?!澄んだ海面にピンク色の魚影が見えてきました!そ〜っと引き寄せるとイトヨリダイでした。残念ながらアマダイではなかったが、これはこれで美味しい魚なのでうれしい。
 しかし後が続かない。餌チェックで巻き上げると、アタリも出ないくらいに小さいトラギスが付いてくるだけです。
 ノリさんには大物に備えて、120号のガッチガチに硬い竿を貸してあげたので、トラギスが掛かった程度では微動だもしない。あまりのアタリの無さにノリさんはオモリを100号から80号に軽くしてみると、初めてアタリを感じたようだ。どうやらオモリが重過ぎてアタリが出なかったみたいです。でも、本当はどんなに重い仕掛けでもドスン・ドスン引く魚が掛かって欲しいところです。
カワハギ釣っちゃった〜♪

↑マウスОN

 移動を繰り返しているうちにアタリの多いポイントコースを見出した。その周辺を何度も繰り返し流してみると、ノリさんに今日一番のアタリがきました!巻いてくる途中もゴンゴンと引いてます。海面を割ったのは、なんとカワハギ!カワハギがこんなに深い所で釣れるとは思いもよらず驚いた。その後はサクラダイの猛攻にあったが、アタリと釣果があるだけましというもので、2年前の半日でトラギス、たった2匹よりホントに楽しい。
 カモメやウミネコ、トンビ達が僕等の釣り上げた外道を狙って周りに待機しています。彼等も僕等と同様に獲物が少なくてひもじい思いをしているのでしょう。アマダイよ、いずこ…。
 時間も迫ってきたのでリベンジを誓って納竿とします。近くにいた遊魚船ではたくさんの鯵が釣れていた。今度来る時は、カゴ釣りで中層を狙ってみることにしよう。

 ノリさん:「リベンジだ!そういえば、俺はいつも最初はうまくいかないな、リベンジばっかだ…」
 僕:「何度もチャレンジ出来ていいじゃん!」…。
 
 帰りは淡島マリンパークを大回りにボートですっ飛ばしていきました。気分爽快!
 ノリさんの「今日は釣れなかったけど楽しかった〜!」の一言に喜びを感じた僕でした。

              兄貴!また行きましょう!


  

 

SEO [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送