最近近くのスーパーへ妻と買い物へ行って、気づいたのですが、ほんの15センチ程度のカサゴが1匹300円！冬場には2000円クラスの値段で売られている！数年前は黒鯛釣りの外道として扱われてきた魚が今は高級魚。昔からオイラはわかっていた！いつかこの魚の味が報われる時がくるのを。。。見た目はちょいとグロイが味は癖もなくタンパク、しかも煮物、揚げ、刺身となんでもいける！しかし最近は港の合併や東海地震の対策工事にて海が汚れカサゴすら釣れない。黒鯛や石鯛も数年前と比べると釣れなくなりました。今回は隊長とそんな貴重なカサゴの爆釣を求めてとある堤防へ釣行！

　仕掛けは季節も黒鯛シーズンということもあり針オモリと単純なもの。タックルは倍速の太鼓リールにヘチ竿、ハリスに至ってはかなり太めの物を使用している。この堤防ではかつて60センチクラスの石鯛が不意に釣れることがあるからだ。
　餌は虫餌に堤防ガ二、上層からボタ際を丁寧に探る。本来、根魚は底にしか生息しないようなイメージだが場所によっては上層にしかいない場合があるんです。

　最初は黒鯛を狙ってみたもののまったく反応なし。毎年この季節にはカラス貝を捕食する黒鯛が水面で群れをなしているいるのだが、いないのだ。もしやしてカサゴさえもいないのか？餌を代え本命のカサゴ釣を開始！際をこするように落とし込む。水面から1.5メートルくらいのところで一投目から待望のカサゴが釣れた。穂先をゆっくり絞り込むアタリが気持ちいい。隊長も入れ食い状態。時には30センチオーバーのメジナもひったくるようなアタリで釣れてくる。あまり釣れるので1時間で餌切れ、堤防で寝て帰りました。