,08解禁

 2009年4月12日  天気:【晴れ晴れ


メンバー:【ノリさん,かっちゃん】


 今年もやってきました!この季節が。ノリさんと往くタラの芽畑釣行〜♪今年は例年よりも温暖なので芽の出るタイミングを見計らうのに苦戦してしまった。でも昨年と同じくらいの日にちに都合がとれたのでとりあえず行ってみることになりました。
 ここの釣り場はまず先行者は来ないですが、余裕をもって4時に出発です。釣り場に近づくにつれて明るくなってきて、遅咲きの桜が目を和ませてくれる。春っていいナ〜(^^)
 車止めに着くとやっぱり先行者の車はありませんでした(^^)v しかし、間新しいミミズの殻箱が捨ててある。昨日、入渓したのかも??まぁ魚は少し釣れればいいのだ。今日は逃げも隠れもしないタラの芽釣行なのだし。


入渓ポイント



今回もまずはチビあまごからのスタート



水ないよ〜
 釣り仕度し沢床に降りてみると、水がチョロチョロである…。魚を釣るのは厳しそうです。すぐ上流に難関の滝があるので竿はまだ出さずに滝へと進む。
 今回は滝をすんなりと越えて滝上に立つ。いつもはおっかなビックリ越える滝ですが、慣れたのか足場が出来てきてるのか危なげなく突破できた。
 巨岩帯を越え、大きな淵にたどり着いた。今日はここから竿を出すことにします。
 早速、淵のど真ん中を流すと、ツツーーとチビあまごのアタリがきた。すぐさま合わせるがすっぽ抜けてしまった。渇水のせいかチビあまごの活性も低いようだ。
 次のアタリでじっくり食わせて本日初物を仕留めました〜。最近お決まりのチビあまごからのスタートであります(^_^;)
 一方、ノリさんにもアタリが何度かあったようですがこの淵では鉤掛かりしませんでした。大物師のノリさんにチビあまごは似合いませんからね〜。
 その後は渇水のため、ほとんど釣り流すポイントもないので坦々と釣り飛ばす。とてもキープできないようなチビあまごを量産し、とうとう魚止め付近まで来てしまった。
 少し前に餌釣からテンカラに釣法を変えたノリさんの毛鉤には反応がいいようです。オイラが目の前に立ちはだかるタラの芽に気をとられていると、ノリさんの竿が大きく曲がった!釣り上がったのは7寸ほどの銀ピカあまごでした(^^)v ここの魚、実は放流魚らしいですがとてもきれいでそういう感じに思えない。
 ともあれ最後の淵で良型を見ることができてよかったです(^^♪
 



キレイな魚体ですよ〜


来年はここの畑もないかも(T_T)/~~~
 そして本日本命のタラの芽畑に到着〜♪しかし思っていたほどありません。というか枯れている木が多いのです。
 昨年オイラ達が乱獲し過ぎたのか?!それとも他の釣り人か山菜狩り師に2番芽を刈られてしまったのか?!でもオイラ達の見つけたタラの芽畑なのでありがたく収穫させてもらった。
 今年は枝分かれしている木が多かったので、昨年と同じくらいは収穫できました。でもこの枝分かれ、最初の芽を採ってしまうと分かれて生えてきてしまうのだそうだ。去年、オイラ達が採ってしまったからだろう。
 稜線まで登って林道を歩き下っていると、高枝切りハサミを積んだ車がひっきりなしに通ります。みんなタラの芽狩り師でしょうね。
 林道にもタラの木は生えていますがみんな刈られています。中には木を折られていました…。どうでもいいけどタラの芽採りのマナーは守ってもらいたいものですね。来年も収穫できるように。
第2章


鼻曲がりだよ〜



藪ッ沢です(^_^;)
 帰りの林道で昨年出会い、車まで送ってくれた地主のお爺さんに今年もまた会った。今回はまだ仕事らしく息子さんといたのでさすがに送ってもらえませんでしたが(^_^;)
 車に戻るとまだ日は高く、もう一本沢を釣って行こうということになった。その沢は師匠が生前一緒に良く通った沢です。師匠が亡くなってからは行ってなかったので何年ぶりになるだろうか。
 沢に立つと、昔のことが思い出される。どこに淵があって、どのポイントで魚が釣れたかもわかるくらい通い詰めた沢である。果たして魚はまだ釣れるのだろうか?
 降りてすぐから竿を出していきますが渇水ということもあって反応はない。しばらくしてこの沢にとっては大きめな淵が現れた。まずは今日テンカラ絶好調のノリさんに釣ってもらいます。
 毛鉤を落とすと「パコン!」ぐぐーーっ!きましたよ〜♪18センチほどですがすでに鼻の曲がりかけたオスあまごです(^^)v



この沢にしては良型25センチ
 今日はノリさんに大物はもっていかれてしまう〜、と思っていた矢先にやっとオイラにも良型がきました(^^)v
 このポイントは両岸が岩壁に囲まれた四角く広い淵ですが前にはあまり釣った試しのないところでした。
 あの頃とは魚の入っているポイントも変わってきてるようです。
 



オス28センチ、メス24センチのツガイ

 それからはこれといった釣果もないまま一つ目の高巻く滝の手前の淵に着いた。4mほどある滝なので一応遡上止めの滝でしょうか。
 滝の手前の淵に何気なしに餌のミミズを流すと、「ココンッ!」 そして、すかさず合わせると、掛かりました!けっこう大物のようだ。ゆっくり寄せてくると、2匹のあまごがユラユラと寄ってきてます?!なんだ〜?と思ったら掛かった雌のあまごを追ってオスあまごもついてきていたのでした。その雌あまごをズリ上げて、すかざず餌を付け変えて淵に戻ったオスあまごを狙ってみる。むこうもこっちが見えてただろうし、まさか食ってくるわけないよな〜と思っていると、アタリが!?間髪いれて合わせると、これまたさっきよりも大物の引きです!ま、まさかさっきのオスあまごか?強引に寄せてくると、それはさっき雌を追ってきたまさかのオスあまごだった。
 慎重に取り込んで無事にゲット!尺あるかな?しかし計測すると泣き尺28センチでした。それよりもヤツの面構えに驚いた。以前釣った尺あまご以上にしゃくれあがった顔つきは鮭そのものだ!それより驚くのはこんな水がちょろちょろの藪沢でこんなサイズが生息することです。 そして一匹目のメスを釣ったとき、ノリさんも追いかけてくる大きいオスあまごをみて餌仕掛けを作って応戦しようとしたのですが、なのに譲ることなくとっさに餌をつけ換えてオスあまごを狙ってしまう自分がいた…。ノリさんゴメンナサイm(__)m …。 釣りって怖いね…。




尺を思わせる貫禄



この沢では過去最大
尺超え達成♪



ヤマメかな?朱点がないぞ?
 午後からの釣りということもありますが、ここの沢は檜や杉に囲まれていることもあって暗く不気味であります。
 いくつかの滝や淵を高巻いて、以前に良い思いをした領域に入った。一つ目のポイントでノリさんに先に毛鉤を打ってもらうが反応なし。やっぱり昔とは変わってしまってるのか?
 今度はオイラがミミズの餌で流してみる。餌を淵の落ち込み付近に落としてしばらくすると、「コツン!ツツツーッ!」よ〜く食わせてあわせると、けっこうな重量感だ!さっきの泣き尺以上の抵抗をみせて姿を現せたのは丸々と肥えた大あまごでした。枯れ枝の密集する中、慎重に取り込みネットに納まった。
 メス固体なので先ほどのような迫力はないですが測ると30.5センチ。なんと尺あまご。さらに上流にこんなのが居るとはまた驚いた。師匠と通っていた頃、最大でも26センチ止まりでした。う〜ん、侮れません。
 その後もノリさんに大物を託しながら沢を詰めていきますが魚の反応は薄い。倒木も多く、以前と比べてかなり荒れてしまっている。やがて帰り道の林道に差し掛かったのでここで納竿としました。
 今回の釣行は思いがけない釣果に恵まれました。きっと師匠が呼び寄せてくれたのでしょう。帰り道にはノビルなどを採集し、少し遅れた花見見物しながら家路につきました。



 

 

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