渓流初釣り
 待ちに待った渓流の解禁日がやってきた。去年は釣り場への山道の土砂崩れや台風の影響など1年を通してあまり渓流釣りに対する釣り運がさえていなかった1年だった。今年こそは、恵まれるように山の神さまに祈るような気持ちで初釣りへ向かった。
 今回は隊長、副会長との釣りではなくオイラの会社の同僚=柴氏と後輩の小柳との3人での初釣り。幹部とのレポート初釣りは次回に紹介するつもりです。まず最初は今回いっしょに釣行したメンバーの簡単な紹介!
 柴氏=彼はオイラの釣り連れの5本指にはいる一人だ。5人の中では1番釣りが下手で仕掛けもまともに作る事ができない人だが、釣り人にとって一番大事なものを持っている気がする。魚が釣れた時にものすごい笑顔で喜んでいる人の顔、彼といると毎回それが見れるのです。自分が釣れなくても釣らせてあげたいそんな気持ちになる釣友、すごく大事な存在です。小柳=彼は世間でいう最近の若者。茶髪にロンゲ。アゴにヒゲをはやし、愛車は日産シーマ。しかし10歳も年がはなれた彼を認めたところは自分に近い食感があるということだ。渓流にすむズガニを好み山芋の中でも自然薯を好む。彼なら山で釣れたアマゴを若竹の串に刺し広葉樹の甘いタルクをかもしだす落木で半燻製状態の塩焼きの味の喜びをわかるはずだ!今回釣具を全部そろえさせ釣行!のちは源流マニアにひきずりこむ予定だ!
 今回は比較的釣り経験の浅い二人と同行する事もあり近場を選択安倍川の支流に釣行。ここは去年の解禁時に柴氏と30匹以上のアマゴをゲットした川だ。放流魚がきらいなオイラにはここは近場の楽園。釣り人が少ないが暖かくなるとヒルが多く時には熊もでるらしい。
 とりあえず雑談はこのくらいにしておいて釣り開始!今回の餌は無難なミミズ。本当は川虫派のオイラなのですが初心者に川虫の取り方までも教えていたら手が回らなくなると思い選択。なんにしろエサの付け方からスタートの訳ですから。とりあえず今日のオイラの目標は小柳にアマゴを釣らせる事!次に現地での塩焼きを食わせる事である。
 とりあえず魚を釣り二人のやる気を沸き立たせてやろう!と思っていたのだかなかなか釣れず、1時間が過ぎてしまった。魚は何度か釣りあがっている時数匹は確認できたのだがこの時期あたりまえではあるが活性がわるい。ようやくこの沢の最初の大淵きた地点でやっと待望の1匹が釣れた!この時期にはうれしい25センチクラスのアマゴだ。冬焼けした鉄褐色した魚体が冬の厳しさを物語っていた。

 これをみて二人もオイラを追い抜き釣り上る。釣欲が活性!すぐに柴君も20センチ弱のアマゴを釣り上げた。宝くじでもあたったようなうれしそうな顔をしている。見ているオイラが一番うれしい。さて問題は今回初渓流の小柳だ!オイラもまだ未熟な為、何から教えていいかわからない。とりあえず常に先頭をきらせ色々アドバイスをしながら進むが、なんにしろ渓流釣りで1番いけない殺気がムンムン奴の背中から感じる。シロウトに一平じいさんのように 木になれ石になれ!とも言えずここに入れろ!とか自然に流せ!とか身勝手な教えしかできず、源流まで来てしまい終了。彼が釣れなかったのはオイラのせいだと一人で反省していました。でも最後はもう一つの目標である、現地での塩焼きを食わせてあげる事ができ、彼の美味い!の一言がオイラにまた喜びをあたえてくれました。


 

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