噂を信じて
2005年9/18,19
リポーター   スズキ君     メンバー: 【かっちゃん,スズキ君,大原さん】
編集  かっちゃん

   気が付けばもう9月、今年はまだ渓泊まり行ってないなぁっていうことで駆け込み渓泊まり行きが決定した。
   今回のメンバーは隊長と私(副隊長)とサブメンバーの大原さんの3人である。
   まぁいつもの渓でのんびりやって来ようかってことで、たっぷり食料を買い込み車止めに向った。
   いつもの渓と言ってもやはり人気の渓なので車止めからヘッドライトと熊よけの鈴を付け、月夜の林道を歩
   いて距離を稼ぎ適当な所で泊まることにした。
    「ここまで来れば抜かれる心配はないっしょ、明日は爆釣だぁ!」時計の針は3時をまわっていた。
   当然爆睡である。
   真っ青な空の気持ちいい朝を向かえ 「やっぱ渓の朝は気持ちいいっすねー大原さん」 すると返事が
   「明け方5人組が抜いてったよ」 ええっ?あわてて隊長も起きて来て気持ちいい朝が落胆の朝のなって
   しまったのである。


 
                

  


 「さてどこの渓にしようか?今からだとあそこの渓しかないなぁ」 「あそこの渓は魚影が薄いって評判なんだよねぇ」
       でも 「最源流部は岩魚の楽園があるらしい」 って
があるんだよなぁ。
      「その噂が本当かどうか確かめに行こう!」 そんな訳で楽園探しの釣行が始まった。




    



         バナナをほうばりひたすら歩きの連続である。ヘチガラスのスタミナ源はバナナである。
         一房のバナナをザックに仕舞い込み休憩ごとに一本ずつ食べてスタミナを保つのだ。
               バナナの皮って投げたくなるのは僕だけだろうか?
               空中で舞う姿と着地の音といいなぜか笑ってしまう。
         そうこうしてるうちに入渓点到着 水量もありなかなかの渓相で早速竿を出して行く。
         やはり噂どうり影が薄いのかなかなか顔を見せてくれない。
         ようやくみんな一本ずつ釣れたところでテン場を決め空身で行くことにした。



                            みんなでニッコリ

            
  
                      

                        落差にもう膝はガタガタ




    岩もあって落差もあり大物が潜んで居そうなポイントの連続であるが、上に行くほど毛バリの反応が
    なくなり、しまいには淵もなくなってしまった。
    チャラ瀬が延々と続き、とうとう水までもがなくなってしまったのだった。
  



                       



    「本当にこんな所の上に楽園なんてあるのかなぁ?釣り人の言うことは信用できないなぁ」
          「でももう少し上がってみよう、これでだめなら諦めがつくしね!」

   水量が少し復活してきた頃、隊長が岩魚の魚影を発見!すると今までチャラ瀬だった渓相から、渓流に
   風変わりし一つの淵から3匹も4匹も毛バリを追ってくるようになった。
   八寸から尺ほどのヤマトイワナが入れ食い状態になり 「なんなんだここは楽園かぁー?」
   そう、噂の楽園は確かにあったんです。
   15分で20本くらいは釣れただろうか。時間がなくなってしまい後ろ髪を引かれる思いでここを後にした。



     





   暗くなる前にテン場に着き宴会の始まりである。刺身にから揚げ、塩焼きにとアルコールのまわりも早く
   みんなテントの中に消えていった。



            

                             イワナのカラ揚げ

          

                      ガブリ!             山椒魚の踊り食いだ!?


   抜けるような青空で目が覚めた今日はまったりとしてから降りることにした。
   みんな昨日の15分の釣りで満足しているようだ。
   荷物の軽量化で食料を胃の中に詰め込み、この渓を後にした。
   15分という短い釣り時間だったけど、まだまだ奥が深そうなのでまた探ってみたいと思いました。




           



 

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