エメラルドグリーン

2007年4月1日  天気 :【晴れ


メンバー N先生,スズキくん,かっちゃん



 今回の釣行は、管理人が僕(かっちゃん)に代わって以来初めてN先生が加わって、そして元祖ヘチガラスメンバー3人がなんとも2年ぶりに揃っての渓流釣りとなりました。
 我々、元祖ヘチガラスのモットーは、1に安全、2に近い、3,4がなくて5に釣れる。N先生も、そろそろ渓流釣りが恋しくなってきたということで、元祖ヘチガラスの母なる沢へ行くことになりました。4時に僕の職場に集合。最初に来たのはN先生、1時まで飲んでいたらしく、ほとんど寝ていないようです。そして、スズキくんも。僕とN先生とは従兄弟どうしなので、たまには顔を合わせることがありますが、同メンバーでありながらスズキくんとN先生とは、なんとも2年ぶりの再会でした。久しぶり〜、てな感じでした。スズキくんもまた、今回が渓流釣り自主解禁です。
 前夜、適度な雨も降って、尺アマゴを期待しながら出発。


いい天気だね〜


楽しみだなぁ


2年ぶりのあまごだよ〜
 林道に差し掛かるころには白々と明るくなり、沢の様子も見えてきました。結構降ったのでしょう、笹濁りで水量もまずまずといった感じです。林道を歩き出す頃には、雨は完全にあがって青空となり、暖かく絶好な釣り日和となりそうです。
 今回の僕の狙いは釣り以外にもう一つある。それは、まだヒルに刺されたことのないN先生が、刺されているところを写真に残すことである(^m^)。しかし今日は暖かく湿っていて、いかにも居そうな林道を歩くがヒルの姿は全くありません。残念!!(>_<)次は絶対に!
 30分の林道歩きも、ヒルの話題であっという間に釣り場に到着。支度をして、自主解禁を済ませている僕は2人をなるべく優先させながら行くと、まず先に、N先生の竿にチビあまごが掛かった。濁りが思っていたよりもあるのか、魚が餌を見付けにくいのか何度か流さないと食ってこないようです。続いてスズキくんにもチビちゃんが釣れました。小さくても、ほんの数十メートル上がれば型を見れるこの沢はありがたい。


   今年初物!

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浅いよ〜
 尺あまごの棲む3連の淵
好ポイントの連続 
しかし…
 いよいよこの沢の核心部である3連の淵に辿り着いた。以前尺あまごの釣れた一番下の淵をN先生に任せてみるが、どうやら先週の大雨で埋まってしまったらしく、魚の棲める深さがなくなっていて、まったく魚信がないようだ。2段目の淵を探っているスズキくんにもアタリはないという。この淵は深さはあるのだが…鉄砲水で流されてしまったのだろうか!その後もまったくアタリのないまま、二又の支流を行く。
 支流に入ると濁りはまったくなくなり、なんというか“居そう”な雰囲気が伝わってくる。間も無くして小さな落ち込みで5寸ほどのアマゴが釣れた。
ネイティブアマゴ

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尺よこい!
 すぐ上で釣っていたN先生の竿が大きく曲がっている!駆け寄ると、今までの中では良型の6寸ほどのアマゴでした。これも、大きな落ち込みや淵ではなく、小さな穴といった所で釣れてきた。みんなが探るポイントよりも、こうした竿抜けポイントを丁寧に探るところは流石はN先生である。
 その後は、10センチにも満たないような稚アマゴではあるが魚信は多くなってきた。こうしたチビあまごもシーズンを終える頃にはキープサイズに成長することでしょう。
 そして昨年スズキくんが29センチを仕留めた小淵まで来た。ここはやはりスズキくんに任せる。「尺よ来い!」だが、釣れたのはチビちゃんでした(^_^;)



写真ではわかりにくいが、すこぶる綺麗な淵でした



やはり居ました!
 降雨後とはいえ、ここまで上流へ来ると水は少ない。チビアマゴを釣って遊んでいると、すぐ上で釣っていたN先生が網を取り出して、沢へザブザブと入っていった。何だ?と駆け寄ると網の中には、まだ婚姻色が残ったように赤みがかった綺麗な雄アマゴだった。「おお〜やったじゃん!」 計ってみると27センチ弱。水深20センチあるかどうかの小さなポイントに、こん良型が居たのに驚いた。こんな所に魚は居ないだろうと、人が竿を出さないポイントでしっかり大物を釣るところは彼の秘技だろう。
やったぜ!



 魚止までは後少しだが、スズキくんと僕は一発尺アマゴの希望を捨てずにがんばってみる。相変わらずチビばかりだが魚影が濃いのが救いである。
 僕よりも少し下で釣っていたスズキくんとN先生がキンカンを取り出して慌てふためいている。声は聞こえないが、口パクで「ヒ・ル」と言っているのがわかった。離れていたので画像に納めることが出来なかったが、スズキくんの首筋に付いていたらしい。
 スズキくん:「違和感あったもんで触ったら、ビヨ〜ンってなったもんで冷静に戻してキンカンで撃退したよ」ということだ。しかし、横に居たN先生が見た限りでは、スズキくんはかなり取り乱し、動揺していたそうだ(^_^;)その後、納竿してヒル地獄の林道を下るが一匹たりとも姿はなかった。この、かなりの確立でヒルにやられたスズキくんに献血手帳を贈りたい。
 短い釣り時間でしたが、久しぶりに揃った元祖3人組での渓流釣りは思い出深いものでした。いつかは、フルメンバーで渓泊まりをしたいと思います。



 

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