GW釣行5.02.03源流

 ひさびさの釣りキャンプ。今回は最源流をテーマにかっちゃんと計画、2泊3日で家族を犠牲にし、とても二児の父親とは思えない家族不幸な釣行をしてきた。ここに、たった4日しかないGWを3日もついやしてしまい可愛そうな思いをさせた妻と子供にあやまりたい。そして子供のように自由にさせてくれている家族に感謝したい。
 今回の釣行メンバーは、かっちゃんとオイラと会社の後輩の通称ぼくちゃん。ぼくちゃんは渓流経験は少ないが琵琶湖を中心としたバザーで日ごろルアー釣り等の相談にのってもらっていることもあり今回同行することになった。

 テン場まではとにかく長い、冬の間なまっていた体が時間が経過するたびに弱っていくのがわかる。それでも釣りがしたい、休憩がしたいという心を両立させながら20キロのザックを背負いがんばる。テン場まで6時間歩いたそのころには体とザックが一体化しザック無しでは体が軽すぎて歩けない状態になっていた。あの時ならミルコのハイキックでさえもよけられるような気がしていた。

 テン場についたのはPM4:00過ぎ、ゆっくり休みたかったが隊長の一声でイワナ寿司用のヤマトを捕獲してこいとの指示がでた。オイラのビクには充分ネタはあるのだが死んだイワナでは気に入らないらしい。まだ身がピクピク動いている状態で食べなければ納得いかないようだ。で隊長がハンゴウでシャリの準備をしているうちに、この沢で初めて真剣に釣りをすることにした。既に歩きの最中に収穫したイワナは塩焼きにされてしまっている為期待とプレッシャーがのしかかる。オイラが釣ってこなければ、今夜は酢飯カレーになってしまうからだ。しかしここは源流ものの30分たったテン場から50M程度の距離の移動で20匹のヤマトを捕獲終了。自慢気にテン場にもどる。もうくたくたで、ひと寝入りしようかと思ったが、隊長から自分で釣った魚は自分でネタにしてこい!との指示がまたでた。鬼だ!この人は鬼だ!と思いながらショボショボ水場で刺身をつくる。

 でも普段家で刺身をマイ包丁4本を使いこないこなしているオイラにはおてのもの、はらわたを出し飾り包丁を入れ三枚に下ろす前に皮をヒレと同時にはぎとる。いかに身に皮のヌタの生臭ささを着けないかがポイントだ。しかし釣ってきた魚の大きさがバラバラだったのが失敗だった!そのくらいいいにしてもらおう!!隊長もなにやらものすごい笑顔でシャリをにぎりはじめた。こんなにうれしそうな隊長を見るのははじめてだ。幼稚園の砂場でダンゴをつくる、うちの娘のような表情をして色々な大きさで大量ににぎり完成!

 塩焼きはヘチガラスならではの飴色燻製焼き!広葉樹だけの枯れ木をマキにして煙で燻しスモークにする。夏場でも氷なしでお土産用に持ち帰れる技だ。
 さあ!飲もう!食べよう!語ろう!今日1日の疲れを癒す宴の始まりだ!!

 沢で冷やしてあったビールで乾杯!まずは当然ヤマト寿司に手を出すが、少し気がすすまないのである。それは調味料係のかっちゃんが醤油と間違え焼き豚のタレをもってきてしまったのである。普通はスーパーの刺身に付いているプラスシック容器の醤油は魚の形であるが、かっちゃんが持ってきたものは豚の形をしていた。案の定甘くてどろーっと!した焼き豚のタレだった!まるでカップヤキソバのソースをお湯が入っているうちに入れてしまった時くらい衝撃的だった!しょうがなく塩をかけて食べるしかなかったが、源流での寿司は醤油、塩を忘れさせるほど美味かった!今度は梅酢で握ろうと思う。でも醤油で食べたかった・・・


 

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