エメラルドグリーン

 2007年7月8日  天気:【晴れ時々曇り晴れ曇り


メンバー:【大橋くん,ノリさん,かっちゃん】

写真提供 大橋くん



 少し前にノリさんから、安倍川水系の渓流を紹介している面白いHPがあると耳にしました。検索してみるとすぐに見つかりました、大橋★魚センター!早速拝見させてもらうと、すっきりしたHP構成の中に水中動画ありで読んでいて中々楽しいです。中でも思ったことを素直に綴った飾りっ気のない文章に親近感がわいてきました。
 彼とコンタクトをとってみようと挨拶のメールをしてみました。翌日、早速返信メールが届きました。HPのプロフィールに載っている、しかめっ面のコワイお兄ちゃん?からは想像がつかない紳士的な文面にびっくりでした。人は見かけじゃないですね〜。それから何度かメールで話をしていると、釣り友達のオオシオさんからも以前メールをもらった事があるということでした。そこで、顔合わせと称して3人でオオシオさんのお店スッポン料理を頂きにいきました。オオシオさんを含めて初めて会った4人でしたが、そこは釣り好きに酒好き、打ち解け合うまでに時間は掛かりませんでした(^^♪そして意気投合した3人で、早速翌朝、ほとんど眠らずに渓流釣りに出陣となりました。




ヒル〜〜


華麗に振り込む大橋くん



極小あまご



キープ1 20センチくらい



キープ2 23センチくらいかな



イエイッ!



復活して元気に泳ぐあまご



長身でスリムな大橋くん
 この日僕は午後から用事があったので近場の安倍川支流に決定。待ち合わせのコンビニに集合して待っているとシャコタンの車で大橋くん登場!車から出てきた姿に驚いた。なんと、ウエーダーを履いているのだ!そしてそのままコンビニ店内へ…でも彼はいつも家からこの格好で行くのだそうだ。こんなところが彼の味であっておもしろいところだ。ここから少し先に車を停めて、あとはノリさんの車に同乗させてもらって釣り場に向かう。

 林道へ入りしばらく行くと、土砂崩れで道が塞がれている…。まぁここらはいつもこんなもんだ。いつも一人で釣りをしている大橋くんは林道が途切れると引き返すことが多いそうです。何かがあっては危険なのだ。でもみんなと一緒なら問題なく行っちゃうということだ。ここからは車を降りて入渓点まで30分ほど歩く。前日の雨で道は湿っていて、蛭の巣林道なのだ。数分おきに蛭チェックをすると居るはいる!!数日前に大橋くんがこの沢の下流に来た時には蛭はいなかったといいます。上流へ行くほど蛭影は濃いのがこの沢の特徴なのだ。


 林道終点から沢に降りて釣り始める。まずは腕試しに大橋くんに竿を振ってもらう。長い餌釣り仕掛けをテンカラのように振り込む姿は、僕等の提灯釣りとは対照的にカッコイイ。しかも1投目から釣り上げるわで、幸先いいスタートです。いつもはハイピッチで釣り進む僕も、今回はじっくり丹念に探ってみることにした。「ツンツン 」アタリだ!でもチビっぽい。案の定、超極小あまごだった。先を行くノリさんにはアタリもあまりないということです。前日に入渓したと思われる新しい足跡も残されているし食いは良くない。
 僕は腹がキューンと、もよおしてきたので藪に野○○をしに入る。スッキリしてから沢に戻るとまだ大橋くんは下にいた。釣れたポイントで得意技の水中動画撮影をしていたのでしょう(^_^)
 次々と大場所を迎えるが、淵が埋まっていて魚があまり居着いていない様子です。これから二又に挿しかかる辺りで20センチ弱のキープサイズが釣れた。そして二又本流初口でも少し大き目のあまごが来た。継いで左俣支流ではノリさんに何とかキープサイズが釣れました。でもこんなじゃキープできん、というノリさんが水溜りに放したあまごはエラを傷付けて息絶えそうだったが、数分後元気に復活して流れの中に帰っていった。ここらに来て少し魚影が濃くなってきたみたいです。
 



大橋くん、良型ゲット!



石落とすな〜カモシカ!



つ、釣れん…



 軽くパンをかじって小休止していると、ノリさんの首に蛭が!すばやく掴み、むしり取って弾き飛ばした。傷は浅いようでよかった。間もなく大橋くんの首にも!ノリさんからキンカンをひったくって、大橋くんの首に付いた蛭を撃退した。秒殺だ!傷もほとんどない。やっぱり蛭にはキンカンが一番効く。油断大敵だ!しかしここで気づいたのだが、ノリさんも大橋くんも蛭に対しての恐怖心はあまり感じないようです。大橋くんなんか、「あっ、居ますねぇ」程度でまるで動揺していません。白いTシャツを真っ赤に染めた経験のある僕だけはこの恐怖をぬぐいきれないでいた。

 ここからは少し高巻いて支流を行く。高巻いてすぐにある絶好の滝のポイントを大橋くんに任せて僕達は見守る。餌を入れてすぐにアタリが来たようだ。しかし彼のハリスはかなり細く、抜き上げるのはきつそうなサイズのあまごだ!でもその分竿も軟らかいのを使っているので危なげなくゲット!
 いつもはここからが爆釣ポイントなはずなのだが、どういうわけか釣果が伸びない。ここは!という淵にノリさんが釣っていると、ガラガラと落石がその淵に落ちる!?崖上を見てみるとカモシカが…。
 その後、僕とノリさんには魚のアタリすらないが、大橋くんはそこそこ竿をしならせているのを目にする。そして鮎の友釣りのように釣りあげた魚を、腰に刺してあった網を抜き取り、抜き上げた魚をスポっとキャッチするのだ。か、カッコイイ!繊細な渓流釣り師、大橋魚センター!ヘチガラス完敗です。
 



蛭チェックする2人

でかいの居そう





泣き尺29センチ




 魚の反応も薄くなったのでこっちの支流は竿を畳んで本流出合いまで下ることにする。杉林の林道では蛭のフラダンスで賑やかい。
 本流は堰堤までの短い区間を念入りに探ってみることにする。先ほどの支流と違って水量もあって淵も大きく深く魚がたくさんいそうなのだが、岩盤で形成されていて隠れ家が少なく魚影はそれほど濃くない。それでもここの本流は放流もたびたびされているようなので、一発大物も夢ではない。
 アタリのないまま何て事のないポイントを探っていると、アタリと同時に猛烈に魚が下った!「何だ何だ!」という間に魚の重さに絶えきれずに「プッチーン!」一瞬ギラッと魚影が見えたがかなりデカかった。前回の潜水艦岩魚といい今年はデカイのをよくバラす…。”今のは夢だ”と自分に言い聞かせ、忘れ去ろうと無心になって次へ進んだ。そしてまた何てことないポイントでアタリが!合わせると、これまたかなりの重量感だ!今度はやられてたまるか!沢に入って竿を立てて、引きに耐えて無理やり瀬に寄せて手掴みでゲット!すかさずメジャーをあてるが29センチの泣き尺だった。体高がある雌あまごで養殖あまごのような感じです。近くの水溜りに入れて写真を撮っていると、大橋くんが駆け寄ってきてくれて「記念写真撮りましょう!」と言って、さり気なく写真を撮ってくれた。ここで思ったのですが、僕はHPに自分の写真を載せるのは好きではありませんが、こういった記念写真を撮ってもらうことは記録に残るしうれしい。HPを営んでいる大橋くんだからこそできる気づかいなのだと思った。
 
 こうして終わった大橋くんとの顔合わせ釣行は思い出深いものとなりました。

        また行きましょう大橋☆魚センターへ! 
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