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2007年11月17，18日 天気：【17日晴れ 、18日雨 】
石川県白山市美川浜町手取り川
メンバー：【スズキくん，かっちゃん】
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今年も暑い８月でした。この時期になると10月〜11月にかけて行なわれる鮭釣りの募集が始まります。昨年のリベンジを果たすべく、昨年もこの鮭釣りを供にしたメンバーのスズキくんと釣り権利を得るために応募しました。そして昨年に続いて当選することができた。
応募前、僕的には、どうせ釣れっこ(釣れるわけ)ないし、遠いし、金掛かるし、などなどと、悲観的な気持ちでいました。そして、スズキくんに今年の鮭釣りはどうしよう？と話をも持ちかけてみると、「今年もチャレンジしてみない？当たったらの話だけど、年に一度の遠征釣りもいいねぇ」と前向きな返事が返ってきた。意外な応えに僕も少しの希望と楽しみを覚えたのでした。
当選が決まって、どうせあそこまで行くのなら鮭釣りだけではつまらないので、まだ日本海で釣りをしたことがない僕らは日本海のアオリを釣るという作戦を立てる。 |
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今年のヒットルアー(予告)
初めて釣りする日本海
そりゃー！
名勝、東尋坊
ここから飛び込むんだそうだ
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かといって鮭釣りを諦めているわけでもなくて、バカなが隊、みっちゃんのブログに投稿されていた今年のヒットルアー(予告)のカラーを参考に、昨年使った物を塗り変えてみた。←釣れそうでしょ〜(^^)
さて、17日、貧乏旅行の始まりです。まずはETCの通勤割引を利用して早朝に出発。午前6時〜9時の通勤割引を逃す手はない。2人合わせて2枚のカードを屈指して、約200ｋｍ区間を半額の高速料金で通過することに成功したのでした。これは大きい！
次の目的である日本海のアオリイカ釣り場を目指して敦賀インターで高速道路を降ります。インター近くの釣具屋さんに立ち寄って情報を聞くと、もうこの時期エギングでのアオリは厳しいということでした。釣れなくてもとりあえず日本海で竿を振ってみたい。ネットで調べて良い釣果を得ている越前岬に向かいます。越前蟹解禁とあって、ここでは蟹一色に染まっている。街路灯までカニになってるのには驚いた。
だいたいネットで検索した場所に到着して釣り場を探しますが、岩礁帯で足場が悪く中々釣り場まで辿り着けません。汗だくになって、やっとのことで釣り場らしい所まで着いたと思えば、釣り座が高すぎて万が一獲物が掛かっても取り込めそうにありません。しかも強風…。来た道を戻って、もっと釣りやすそうな場所を探していると、いました！アオリを釣っている人が！車を停めて、その人達の隣を陣取り、シャクリまくります。数投しましたがアタリらしきものはなく、当たるといえば無数に浮遊している越前クラゲだけです…。
日本海での竿出しは出来たことだしよしとして、腹も減ったのでラーメン屋を探します。しかし、行けども行けども蟹づくしでラーメン屋がないぞーー！しばらくしてカーブを曲がったところで“ラーメン”の文字が目に飛び込んできたので、うんぬん言わずに車を停めて店に入る。定食屋のようですが店の名前がない？とりあえずラーメン、串カツ定食を注文。味はというと、塩ラーメンですが中々イケル！最初は串カツとラーメンと合うかぁ？！と思いましたが驚き！意外に合う。
満腹になり、ここらで釣りはやめて、この先は観光することにした。まず、自殺の名所で有名な東尋坊へ寄ってみる。もっとひっそりとしている場所かと思っていたら、噂とは裏腹に観光客も多く、その活気に驚いた。有名人も数多く来ているようです。ここでも相変わらずカニ、カニ〜。でも僕等は、カニを食わずに一杯500円の焼きスルメイカを食べて腹を満たした。貧乏旅行丸出しだ。 |
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東尋坊を後にし、ゆっくりと手取り川へ向かいます。しかし寄る所もなく、気がつくと石川県に突入していた。一年前、ここに訪れたのですが、激しく雨は降り出し、まったく昨年と同じ状況になってきている。スズキくんか僕のどちらかが雨男で、雨雲を連れてきているみたいだ。
辺りが暗くなり始めた頃に、明日激戦する手取り川に到着しました。今回も車中泊である。その代わり、景気づけに回転寿司でも食べようと辺りを散策しますがまったく見当たらない。行き着いた先はなんと昨年と同じ焼肉とんかつ屋…。なんて進歩のない僕等。来年こそは(当たったら)メンバーみんなで来て、景気よく金沢に行きたいな〜。
風呂は昨年みっちゃんと寸又さんと入った美川温泉観光ホテルへ今日の疲れを落としに行く。相変わらず熱い湯ですが、う〜ん極楽〜♪
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水量はベストか？
さみーよ〜！去年と一緒だ！
鮭、遡上少ない
今年も強風に煽られるノベラーのみっちゃん
美川県一バンザ〜イ
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鮭釣り会場駐車場へ一番で到着して、かるくチューハイを飲んで就寝。
昨年ほど寒くはないですが強風に煽られ、車が揺れて眠れぬ夜を過ごした。もう車中泊はこりごりです(>_<)そういえば今回もバチバチと雹が降っていたような…。
うとうと気がつくと、もう朝になっていた。車も数台停まっており、スタンばっている猛者もいます。まだスズキくんは大イビキをかいて熟睡しているようだ。僕ももう少し寝てようか、すると突然携帯電話が鳴った。電話の主はみっちゃんからでした。まだ前夜祭を行なった金沢にいるようで、二日酔いでとても車を運転できる状況ではないようだ。
「パーン！」どうやら釣りが開始されたようだ。遥々ここまで来たわりにはやる気もなくテンション低い僕等。重い腰を上げて釣り仕度をして受付に行きます。
川に着くと昨年よりは水量は少なくてルアーを引くには良さそうです。でも寒い(>_<)ホント去年と同じ状況であり、タイムスリップしているようです。そこでスズキくん、車にゼッケンを忘れてきたそうで車に戻った。彼も僕と同様にテンションが低い…。適当に釣り座を見つけてルアーを引く。しばらくして下で釣っていた人が大きく竿を曲げている！中々の型のようでてこずっています。でも無事、鮭をゲットしていました。羨ましい！これでやっとやる気が出てきました。沈黙の時間が流れる。当たらん！休憩しながら、これから釣るべく鮭を拝みに石川県水産総合センターに観察に行きます。車に戻る途中で、酒の匂いをプンプンさせたみっちゃん達と合流できた。
一年ぶりの水産センターは何ら変わりないのですが、昨年水路に群れをなしていた鮭達の姿がほとんど見当たらない。ヤナも同じで魚影も疎らです。後で聞いた話、今年は遡上が少ないようです。
仕切りなおして一途な思いで鮭を狙います。出遅れて来たみっちゃん達の下へ行きますが、釣れそうもないポイントです…。移動して最初やっていた上流のポイントで粘りますがアタリ一つなく、早くも諦めモード。
もうちっと粘れば鮭が釣れるぞ！という天の囁きと、どうせ釣れない、やめちまえ！という悪魔の囁きが交錯する。結果、後者に軍配があがり、納竿。冷えきった身体を温泉で温めて、帰路についた。
来年は鮭の当たり年の予感がすると勝手に決めて、また来年にリベンジを誓うのでした。 |
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思い返せば念願の日本海で釣りできたし、楽しい旅でした。もし来年も行くことになったら、ホテルに泊まりたい…。
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