,08解禁

 2008年3月2日  天気:【晴れ晴れ


メンバー:【あっきー,ノリさん,かっちゃん】

写真提供 あっきー


 今年の渓流釣り解禁3月1日は、なんと土曜日。渓が混雑するのはわかっていても、渓流釣り師にとっては楽しみにしていたお祭りのようなものなので行きたくなるのです。でも土曜日休みではない僕は行けませんが(T_T)
 今年の自主解禁に付き合ってくれたのはノリさんと大橋☆魚センターのあっきー。土曜日も釣りに行った彼等は、1日,2日と2連チャンである。なんてタフな2人でしょう…。
 釣り場は激寒の南アルプス。今年も雪が多く残っているのを予想して4輪駆動車にスタッドレスタイヤを履いて最奥へと向かいます。途中、何箇所ものアイスバーンを慎重に進み、目的の沢に無事到着した。


渇水ですね〜



ポイントないしアタリな〜い!



まだ残雪も多いです

 沢の前に適当に車を停めて、やれやれ、何とか一番乗りできたかな。ここでノリさんがもよおしてきたらしく、車道から藪に消えた。と思ったらもの凄い形相で走って戻ってきた!何だ?!熊にでも遭ったのか?聞いてみると、少し先に先行者の車が停まっていて、熊避けの鈴をカラカラ鳴らしながら沢に向かっているというじゃないか!な、何てことだ。ノリさんが野●をしに行かなかったら、知らずに彼等の後を釣っていたかもしれません。あぶなかった。
 早い者勝ちだし仕方がない。もっと上の沢を目指すことにします。するとまたしても…。今度は道が落ちていて車は通れそうにありません。しかも先行者の車があり、人もまだ中にいて寝ています。これから先、歩いても行ける沢は一つしかありません。多分、いや、どうみてもこの人はその沢に入るでしょう。せっかくここまで来ましたが諦めて元来た道を戻り、人の入っていない沢を探します。
 僕の知っている沢をあたっていきますが、どこも先行者あり〜(>_<)ヤバイ!これではただのドライブになってしまう…。8時過ぎ、なんとか先行者の居ないっぽい沢に辿り着いた。この沢はいくつもの支流に分かれているので、どこの谷に人が入っているかはわかりません。
 足跡のない谷に入渓して、僕自身、今期初投入です。しかし!シ〜ン…。行けども行けども3人供、アタリなし。こんなに当たらないのも珍しい。はたしてこの沢には魚は居るのだろうか?と疑ってしまう。でも前にスズキくんと来た時には少しは釣れた記憶があります。
 やがて上を見ると、吊り橋が架かっています。この吊り橋を渡って道に出れば、車の置いてある林道に戻れそうです。あっきーと、この沢は釣れそうにないしこの吊り橋渡って帰ろうか?などと話ていると、ノリさんが「あのカーブの先までやってダメだったら諦めよう」という提案を出してくれた。「うん、そうしよう!」
 そのカーブに差し掛かると堰堤が現れた。あの吊り橋は、この堰堤を作ったときに架けられた吊り橋だったのでしょう。高巻くのは無理そうだし引き上げる決心がついた。でもこの堰堤の下は魚止になっているかもしれないので、あっきーにこの場を託します。僕は竿を畳み、どうやって林道まで上がろうか…などと急斜面を眺めていると、あっきーに魚が掛かったようだ!あっきーが今シーズン調達したゼロ釣法の竿が激しく弧を描いています。型も良さそうだ!見た目岩魚っぽい。ハリスは0.2号、無理は出来ないし抜けるわけがない。と思ったらあっきーは無謀にも抜きにかかった!でも無事にゲットー!25センチといったところでしょうか。僕の使っている硬調竿だったらプッツリと切れていたでしょう。でも最後の最後に釣れた〜(^^♪丸坊主を覚悟していたので誰が釣っても正直うれしい。



あっきーに貴重な価値ある一匹が釣れました〜
 やっと景気づいたところだし、このまま帰るわけにはいきません。次の釣り場に行くためにもこの崖を登って、車を停めてある林道まで行かなければならない。
 吊り橋付近に道が残ってないか、微かな期待をしてノリさんに見に行ってもらいますがやっぱり道はない…。まずはノリ隊長に先行してもらって、後から僕とあっきーが付いて行く。実際登ってみると結構傾斜がきつく、つかむ所もなくてめちゃくちゃ怖い。でもノリさんは熊のようにガンガン登っていきます。僕は沢床まで戻って沢を下って帰ろうかとも思ったが、横を見ると足場の良さそうな道らしき跡があったのでそこをトラバースしながら行くことにした。これはイイルートを見つけたぞ〜(^^♪しばらく登るとワイヤーロープがあったのでそれを伝い、「ワッショイ、ワッショイ!」一気に林道まで辿り着くことが出来た(^^)v上にはノリさんが上がっていましたが、あっきーはまだのようです。でもすぐにあっきーも無事にあがることが出来た。彼等はあの絶壁を直登してきたみたいです。けっこう寒いのにみんな汗だくになってしまった。
 う〜ん、やれやれ、今日はやけに疲れるぞ〜!


ふえ〜、キツイ!!




天然ぶどう虫を剥くあっきー



今年の初あまご

 車に戻って次の釣り場を捜しますが、もう時間はお昼になっていた。お祭りの2日目でも釣り客は多く何処へ行ってもいる。そこで僕のとっておきの穴場沢に行ってみることにした。この沢は僕とスズキくんと、こっち方面に来た時、釣れなかった時に寄っていくいわゆる保険の沢です。決して魚影は濃いとはいえませんが、魚はいると思う…。ダムに注ぐ沢なのでもしかしたら大あまごにも出会えるかもしれない。
 まずは林道からダムまで降ります。釣り下るのではなく、ダム底まで降りてから釣り上がるというめんどくさい沢です。
 昼飯を食べて釣り開始〜。今日も僕にはタイムリミットがあるので、ここで釣らなければ丸ボーズになってしまう。小沢にしては落差もあるので落ち込みも多く、ポイントはあるが、アタリは一向にない。魚が走る姿も見えないし、気配を感じない。マズイぞこのままでは、案内人の面目が…。
 中間地点ほど来た辺りで僕の竿に本日の初アタリがきた!よ〜く食い込ませて、「ビシッ!」と合わせると15センチほどのあまごでした(^^)チビですが魚がいることを確認できたので一安心。
 この辺りからやっと魚信が出てきました。次にきたのは痩せっぽっちのあまごでしたが、測ってみれば24センチもあった。昨年、良い型の岩魚を見ていたせいか小さく感じた。目が肥えてるのかな?
 続いてノリさん、あっきーにも連続してヒットした!いいぞー!この勢で釣りまくれ〜!
 その後、ポツリポツリとアタリはありますが、ここまで。
 初っぱなから貧果に終わってしまいましたが、気の合った釣り仲間での渓流解禁釣りは楽しいものでした。

 この借りは絶対に返しまっせ〜(^_-)-☆
 



みんな釣ったよ〜♪

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