,08解禁

 2008年3月20日  天気:【


メンバー:【ノリさん,かっちゃん】


 始まったばかりかと思っていた渓流釣りも気がつけばもう3月の後半戦に。行ける時には行っておこうと、ノリさんと祝日に計画を立てました。
 天気は雨模様ですが、最近は雨が降っておらず恵みの雨です、いや、爆釣の雨だ!でもノリさんは晴れ男なので雨降りの釣りは苦手だそうです。陽気な性格のノリさんにとっては雨降りだと話もしづらいしつまらないらしいです。
 少々の雨だったら大井川水系に、大雨だったら沢の小さい安倍川水系にという感じでその日を迎えた。
 夜中に、結構な雨も降ったようだし、今日も降り続きそうだったので安倍川水系に決定しました。
 増水したらヘチガラスにはあの沢しか思いあたる沢はないでしょう。他の沢には目にもくれずまっしぐらにH沢に向かいます。車止めに着いて先行者のないことを確認して、少し仮眠します。  



まずまずの水量なのにな〜
 明るくなってきたので仕度を済ませて入渓ポイントまでひたすら歩きます。 今日は結構冷えるのでヒルの出現はまずありえない。それだけでも気が楽だ。でも身体のどこかでチクっとすると、もしかして!?とヒルチェックしてしまうビビリな僕達。
 途中で聞こえる滝の音はドードーといい音をたてています。
 しかし入渓ポイントに着くとそれほどでもない水量だった。でも雨は降り続いているし、丁度よくなるかな。
 いつものようにワクワクしながら探っていくが全くといっていいほど生命反応がありません。以前僕が尺越えを果たした3連の滝でもチビあまごすらアタりません。よくよくみれば真新しい足跡がありました。けっこう攻められているのかもしれませんね〜。
 途中一回だけアタリはあったものの食い込みが悪く、ハリ掛かりしなかった。
 二又になり左の沢へと進みます。しばらく釣り上がってやっとのことであまごを仕留めることができました。
 でもまだちびっ子だったので、もっと大きくなってから釣れてくれ!という願いをこめてリリースします。
 そして滝。いかにも釣れそうな滝ですが釣った試しがない滝です。一回アタリがありましたが、ここでも釣ることが出来ずにいると、後から釣り上がってきたノリさんが「餌がデカ過ぎじゃないの?」そしてここでしっかり釣ってみせた。ノリさんの作戦と粘り勝ちだ!
 



小さいけど本日の初物



ノリさんの粘り勝ち!
 



釣れだしたよ〜(^^♪
 滝の上に来てからはどういうわけかアタリが頻繁に出てきた。
 この沢はこうでなくちゃいけない!僕にとっては裏切らない沢なのだ。
 
 倒木が横たわる落ち込みでノリさんと二人で粘って釣りしていると、まずは僕にチビあまごが釣れた。そして間もなくノリさんにもチビあまごがきた。一つの淵で数釣れるのは岩魚かチビあまごくらいなもんです。
 それでも何となく気配を感じて粘ると「コンコン」まだいる。
 よ〜く食わせて「オリャ〜」うおっ!?重いぞ!
 グネグネと上がってきたのは痩せこけたまあまあのあまごでした。すると今度はノリさんにもまたアタリが!この淵でこの時期4匹も釣れるなんてあまりないですね。



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痩せ気味ですが22センチのキープサイズ。


腰掛けてじっくり探るノリさん

 ここらで一気に落差が出てきて“渓流釣り”らしい渓相となります。岩には苔が生え、今年もまた春の息吹を感じる。
 それほど流程のない沢なのでゆっくり丁寧に探りあがります。
 飽きない程度に釣れ、僕等を楽しませてくれる。



やっぱりこの沢は裏切らない




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中々食い込まん。やっと釣れた〜
 ここまで来ると魚止めはもう少しと知っているオイラは、ノリさんに任せて竿を畳んでノリさんの釣りを見物します。
 昼飯のおにぎりを頬張りながらノリさんを見ていると、何度も魚を掛け損なっている様子です。近くに寄って見ていると、ホントにシブい様子だ。アタリがきてからよ〜く食い込ませたつもりでも外れる…。こう言ってはなんだが、簡単に釣れてこないのが釣りとしてはおもしろい。
 そしてヘチガラス的に魚止めの淵(今では埋まってしまっている)に到着した。
 ここでは決まって良型のあまごが釣れて、いつもめでたしとなるポイントです。
 ノリさんにプレッシャーをかけて餌を流してもらう。
 一投目からツツツーっともって行くアタリがきました!聞き合わせすると、モコモコと大きな魚体が姿を現せた!見た目9寸(27,8)はありそうな感じだ!ゆっくり寄せてくると、うい?!バラシた…。うおーっ惜しい!
 でも諦めず流しなおすと、大きな魚影がガバッとまた見えた。今度こそは〜!そろそろイイかな?と合わせるが、スカ〜…。ど、どうなってるんじゃ〜!!
 混乱する僕をよそにノリさんは至って冷静にまた諦めずに流す。するとまたアタリが。今度は違う魚だった。どうもこの魚止めには数家族のあまごが混住してるようです。
 結局はあの大物は引きずり出すことはできませんでしたが、この次にとっておくことにして竿をいったん仕舞って、右又の沢まで下ります。



魚止めの淵




良い渓相なのにな〜…

 次の右又は昨年泣き尺を釣った沢です。堰堤までの短い区間ですが放流の大物に出会える区間でもあります。
 今年はまだ放流されてないのかな?!岩盤帯で構成された沢には魚の隠れる所がなくてどうも魚が定着しないらしい。
 あっと言う間に魚止めの堰堤にきてしまった。最初はどうなるかと心配しましたが、滝から上での釣果があり満足いける釣りができました。
 




フキノトウと名前不明の花
 帰り道にはフキノトウ、それに名前不明の花が咲いており僕等の目を楽しませてくれる。
 結局はノリさんの苦手な、一日中雨降り釣行になってしまいました。
 今度はあの釣り残したヤツを仕留めに行こう!


 

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