,08解禁

 2009年9月13日  天気:【晴れ晴れ


メンバー:【ノリさん,かっちゃん】


 月日は流れ、5月のGW以来、なんと4ヶ月半ぶりに渓流釣りに行くことになった。5月末に登山には行きましたが竿は出しませんでした。その後梅雨入り。そして長い梅雨。楽しみにしていた盆休みお泊り釣行は、台風と地震で流れ今日に至ったのであります。実際、行くチャンスは何度もあったのですが、雨を苦手とするオイラにとっては腰が上がらなかったのです。
 そんなんで今年はまだ渓泊まりができてなかったので、9月のGWを利用して渓流泊まりに行こうと予定を立てた。というわけで、いきなり大荷物を背負って山を登るのは無理があるので今回は足馴らしを兼ねて、登山道に沿った沢へ足を運ぶことにした。
 メンバーは足馴らしなどまったく必要ないくらい鍛え込んでいるノリさんとオイラの2人。他の釣行メンバーは都合がつかず、残念である。
 いつも通りノリさんの空手の稽古が終わって、用事を済ませて山奥へと車を走らせる。数ヶ月ぶりに走る林道は懐かしささえ感じる。夜だというのになんて爽快なんだろう。夜空を見上げれば満天の星空、もっと渓へ足を運んでいればよかったと後悔…
 入渓ポイントの車止めに着くと先行者はないようです(^^)v ほとんど寝る時間もないですがとりあえずカンパ〜イ♪チュウハイを2本飲んで3時間ほど寝ることにしました。



よいしょっと!



日陰だとけっこう寒い



久しぶりだね〜ヤマト君♪

 朝眼を覚ますと、ノリさんが後から来た連中と話をしてる様子です。車に戻ってきてから話の内容を聞くと、登山の方らしいですが釣りもすると言う。しかも同じ区間に入ると言ったらしいですが、そこはノリさん、先にここに着いたのは僕達だからその区間はご遠慮願いたいと言ってくれた。ノリさんが起きていかなければ彼等は声もかけずに行ってしまい、アタマハネされたかもしれません。実際そんな釣り人が多いのが現実ですが…。
 彼等の後を追って身支度して登山道を駆け上がる。まだ少し登っただけなのに身体がダルくペースがあがらない。どうやらまだ酒が残ってる感じ…。無理せずゆっくり登っていると酒も抜けようやく身が軽くなってきた。登山の前には飲みすぎに注意しよう!
 2時間少し歩いてからは沢床まで100mほど崖を下る。これがけっこう怖いんだな〜
 
 入渓ポイントに到着〜。日陰ということもありますがかなり冷える。今年は冷え込みがすむのが早い気がする。
 まずは餌釣から始めてみよう。今回用意してきた餌はなんとミルワーム。自分の飼っている熱帯魚の餌で一度試してみたかったのだ。
 釣り仕度を済ませてポイントに着くと、そこそこサイズの岩魚がユラユラと泳いでいます。岩魚の鼻っ面めがけてミルワームを投入〜。しかし、興味を示して寄ってくるものの食いません。何度も流しているうちにどこかに隠れてしまった(>_<) やっぱこの時期は餌はダメなのか??そういえば登山道を歩いてる時に捕まえたドバミミズがあったのを思い出した。先に歩くノリさんの後には何故かミミズが出てくるのだ(゜o゜) それを2匹キープしておいてあった。
 コイツでどうじゃ〜?と同じところを流すと「クンクン!」 おっ?アタリかな?そっと合わせると、きました〜!釣れたのはそれほど大きくはなかったですが、白点のないヤマト岩魚でした。ノリさんも仕度が済んだのでミミズを付けて餌釣りにチャレンジしますが、枝に仕掛けを引っ掛けてしまい早くも餌釣り終了〜(^_^;) 
 今回、ミルワームでは釣ることができませんでしたが、来年の餌釣りシーズンはきっと釣ってみせますよ!
 
 次はかっこよくテンカラ竿でテンカラ釣りと言いたいところですが、今日は風がめちゃくちゃ吹いていてテンカラ竿では振れそうにありません。いや〜困った。いいえ、オイラ達には風なんてもろともしないチョウチンテンカラ釣法があります(^^)v 最初、出会った頃のノリさんは正当テンカラ釣師でしたが、最近ではチョウチンテンカラ師になりつつあります。
 知らない間に新調していた本流竿?7.2mで探るノリさん。淵の瀬でパコン!と岩魚が出ましたが合わせのタイミング合わず。気を取り直して少し上に毛鉤を振り込むと、パシャ!ぐぐ〜っ!キターー!
 見た目そんなでもなかったので、「ノリさん、抜け〜」とオイラ。「うっ、重い、竿が折れそうだよ」とノリさん。よくよく見ると丸々肥えててデカかった(^_^;) 川に入って取り込むしかなさそうだが、ここまでまだ水の中に足を浸けてないノリさんは尻ごのみしている。しかも手前に枯れ枝が横たわっておりなすすべなし…。
 ノリさん 「しょーがねえなぁ、入って掬うかぁ…」
 この時期にしては冷たい水に浸かって無事にゲット!網に入ったのは9寸ほどの腹パンパンの抱卵メス岩魚でした。こんなの抜ける筈ありませんよね(^_^;)

 それにしても今日は寒い。早く陽が差すところまでいかなくては風邪をひいてしまいそうだ(>_<) 坦々と釣り進み、身体が温まってきた時、身体も心も温まるゴールドヤマトがやっと顔を出してくれました(^^)v



手前の枝、邪魔だよ〜(>_<)




肥えてるよ〜





出ました〜!黄金ヤマト
いつ見ても美しいですね〜



気持ちイイね〜♪
 ようやく陽が差し、快適な釣りが続く。今日は前に来た時よりも水量は少なくテンポよく進む。
 水が少ない分、水面のざわめきもなく魚に気配を感じとられやすい。それでも滅多に釣り人も来ない源流区域とあってすこぶる魚影は濃い。
 
 やがて巨岩帯に。いくつもの落ち込みもあって釣り欲をそそりますが、アプローチが大変なのでオイラは釣り飛ばす。
 そんな中、ノリさんはじっくり着実に釣果をだしてます。ここで気がついたのですが最近、ノリさんは魚の取り込みにタモを使って慎重に取り込んでいる。う〜ん、ノリさんらしくないぞ〜タモを使うなんて。海釣りじゃあタモを持ってこないくせに…



珍しくタモを使うノリさん




尺、捕ったどーー!

 今日は前に来た時よりも若干時間にゆとりがあったので前回よりも上まで探ってみることにしました。
 川幅も狭くなり、辺りの山も低くみえてきた。源流域に来ている実感が湧いてくる。
 一度は薄くなった魚影も復活し、型も段々とよくなってきた。
 すると、ノリさんの竿が大きく曲がった!格闘の末網に納まったのは丸々と肥えた尺ヤマトでした(^^)v ううっ、またしてもノリさんに今日の大物賞を持っていかれてしまう(>_<)
 そうこうしてる間に引き返さなくてはならない時間になってしまった。スパっと納竿といきたいとこですが、名残り惜しいのでもう一匹づつ釣ったら終わりにしようということになった。前にもこんなことがあったような(^_^;)
 オイラは最後の一本を平凡サイズに終えてノリさんの最後の一本を見届けることにした。何の変哲もない浅瀬に毛鉤を振り込むノリさん。その瞬間大きな影がボコン!! バシッ!きました〜 
 うおっ!さっきよりデカそうだ。測ったら32センチ。またしても最後の最後にノリさんに大物賞を持っていかれてしまいました(T_T)/~~~
  



締めの一本、32センチ!

今回もノリさんに大物をもっていかれた〜(>_<)




 帰りは無事に登山道に取り付き、車まで下る。日頃、鍛錬のなかったオイラの膝は悲鳴をあげだした(>_<) 下り道は登り道よりも膝の負担が多いのです。余裕綽々のノリさんにペースを合わせてもらって暗くなる前に車に着いた。
 今回は次回の足馴らし釣行ということでしたが、天気も良く、それにも勝る充実した楽しい釣行となりました。
 次回の渓泊まりは余裕だったことは言うまでもないでしょう(^^)v



闇夜を行くターミネーターノリ


 

 

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