,09解禁

 2009年4月4日 (土 ) 天気:【曇り時々晴れ曇り/晴れ


釣行メンバー:【あっきー,かっちゃん】


 今回は急きょ土曜日に休みがとれたので、前回のリベンジで安倍川の某支流へ行くことにした。急な誘いに付き合ってくれたのは大橋☆魚センターのあっきー。彼も午後からは大事な用事が控えているので半日釣行であります。でもそのくらいが沢にも家庭?にもちょうどイイのであります(^^)v
 4時半、あっきー邸に寄り、あっきーを拾って釣り場を目指します。前回の悪夢が甦りますが、何とか道を間違えずに車止めに到着。今度はバッチリ一番乗りできました。
 まだ少し暗かったので雑談をしながらゆっくりと仕度と用をすませる。用をたしていると、何やら獣臭がするではないか!その事をあっきーに話すと、「そういえば下に熊に注意の看板がありましたよ」というじゃないか…。今日は熊退治役のノリさんがいない。出遭ったらどうしよう…。



いきなりゴルジュだ!



大きな岩が点在していてポイントたくさん♪

 今回からはオイラも通湿ウエーダーデビューである。でも新調したわけではありません。話は長くなりますが、渓流解禁の時に、あっきーが10年近く長く愛用していた通湿ウエーダーの長靴部分が破損しました。長く使ったし、もう直す気はないようだったのでオイラが譲り受けました。そして逆にオイラのウエーダーはというと、安物の蒸れ々ウエーダー…。何とか長靴の部分はまだ無事なオイラの長靴部分と、あっきーの通湿ズボン部分を接合できないものだろうか?素人にうまくいくかわかりませんが、超強力接着剤を買ってきて合体を試みることにしました。結果、少し苦戦しましたが大成功!あっきーとオイラは身長も同じくらいなのでサイズもバッチリだ!あとは水漏れの心配だけである。


 車止めから30Mほど降りて沢に着いた。何年ぶりかに降り立つ渓相は実にすばらしい。降りるといきなり聳え立つゴルジュに囲まれる。渓相は大きめの岩が点在したゴーロが続く。家から1時間かからずにこんなおもいっきり渓流まで来れてしまうのだ。いつもよりも水量が少ないような気がしますが、これから先に難関の深場があるのでちょうどイイ。
 今日の餌はミミズとぶどう虫。この沢ではとちらが有効か交互に使ってみることにする。
 
 永遠と続く好ポイントにワクワクしながら釣り進むがまるで反応が少ない。というかチビあまごのアタリばかりである。それもハリ掛かりもしないくらい小さな稚あまご…。
 しばらくしてあっきーが釣って見せてくれました!稚あまごを!流石はチビあまごの先生だ!これにて本日、カラ揚げ祭り決定〜(^_^;) 
 その後、オイラにも同サイズのおチビさんが釣れました(^^)v この沢では尺2寸が釣れたとか、デッカイあまごを見たとかよく聞きます。確かに大物が潜んでいそうな淵が点在してますが、釣れるのは決まってチビあまご…。時期も早いしまだこれから大きくなってくるのでしょう。
 真剣に釣りしていると、空耳か?霊か?沢の音の他に何か騒がしい。あっきーは平然と釣りしているしなんだろう?と思ったら、オイラの頭の上の木の枝にたくさんの猿たちがいたのだ。何か物でも投げつけてこないか心配でしたがそのうち去って行ったので一安心です。よく猿は石を投げるとか、崖を崩すとか言うので恐い存在だ。
 坦々と釣り上がると、ちょっとした難所に差し掛かった。栗代川の鶴ノ天のように美しくはないですが、けっこうな渓相に驚きました。鶴ではなくて、シラサギの天かな…。
 ロープの掛かった大淵を突破して行くと、渓相も安定してきて釣りやすい。



やっと釣れたよ〜♪



オイラも定番のおチビさんから…




間近でみると結構迫力あるんだよ〜



ちょっとしたヘツリやこんな大きい淵も




ヤマドリの死骸が…

 先に進んでいたあっきーがなにやら鳥の死骸を発見した。頭は見当たらないですがまだ襲われたばかりらしく生々しい。足がニワトリっぽかったのでキジかヤマドリかとは思いましたが、帰ってから調べた結果、ヤマドリの雄とわかりました。あっきーはこの羽根を何のためらいもなく採集してましたが、ハンターのノリさんに聞いたらこれはけっこう毛鉤には上等な代物になるそうです。
 この毛で巻いたあっきーの毛鉤を見るのが楽しみです(^^♪
 次に現れたのは天然わさび!調理師免許を持つあっきーが飛びついた!

 ※決して栽培している養殖物ではありません。まぁ、おこぼれといったとこですが…。

 小休止しながらわさびの採集に没頭します。養殖物のように根っこは大きくありませんが、茎は立派で、三杯酢や漬物にしたら美味しく頂けそうです。
 釣果はいまいちパッとしませんが、ヤマドリやらワサビが楽しませてくれてまんざらでもないですね〜(^^♪



天然わさびだよ〜♪




チビ卒業だゼ!
 ワサビ田を越えてからはすこぶる反応がイイ!型もよくなってきました。ここまでは釣り人は来ないのかな??
 ここであっきーに本日イチバンの大物?がきましたよ〜♪安倍川水系特有の黄色みを帯びたきれいなあまごでした。
 
 陽も高くなって沢に時折陽が差してきた。その為か餌の反応が悪くなってきました。なのでここからはテンカラでやってみることにした。
 大きな淵に毛鉤を振り込むと、底の方から数匹のあまごが突進してきた!そのうちに一匹がオイラの毛鉤を咥えてくれた。
 「ピシャッ!ググ〜ッ!」
 テンカラはこれだから楽しい♪本日初の毛鉤での釣果を画像に納めているとあっきーが来て、「背中の色がその淵の色と同じ色ですね〜」 よくみるとホントだ!背中が緑である。土色や水色の背中のあまごがほとんどですが、緑色の背中のあまごもきれいでカッコイイ。



毛鉤にもきましたよ〜




逆さまで背中が見えないけど緑だよ
 その後も反応はあるものの鉤掛かりしません。それもそのはず、チビあまごだからだ…。
 一方餌釣で攻めているあっきーはぼちぼち釣れてるようです。まだカラ揚げ祭りを開催するほどの獲物を釣ってないのでまた餌釣りにチェーンジ!
 沢は細くなってきましたが落差も出てきて釣りポイントはあいかわらず多い。ガイドブックによるとすぐ先に滝が連発するらしいが時間が迫ってきていたので今回はここまで。
 3人でも十分釣りができそうな沢なので、次回はおいていってしまったノリさんを連れていこうと思います。そうそう、改良通湿ウエーダーですが、帰りの山道を歩いてもまったく蒸れてませんでした!これは快適だ(^^)v



これも残念だが結構な大淵

カメラの性能に悔やまれる(T_T)
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