3度目の正直

 2008年11月2,3日  天気:【2日晴れ晴れ、3日曇り/曇り

石川県白山市美川浜町手取り川

メンバー:【あっきー,スズキくん,かっちゃん】

 今年もやってきました!手取り川サーモンフィッシングゥ〜!でも今年はちょっと違います。一回目、二回目はダメでも三度目は確実!それと今年は鮭釣りメンバーに、大橋☆魚センター長のあっきーも初参戦であります。彼はいつも何かをもたらしてくれるラッキーボーイ。今回も彼の活躍を期待するとしよう!
 鮭は大体生まれておおよそ4年後、ふるさとの川に戻るといいます。記録をたどって見ますと、4年前ここ手取り川の鮭が大遡上し、たくさん釣れたらしい。今年はそれから4年後にあたるのだ。当たり年の予感がするのだ。
 鮭の遡上には時期的に少し早いとも思いましたが、今年もまたまだ見ぬ日本海のアオリイカ釣りも楽しみたかったので、鮭釣り調査開始から最初の連休を選択しました。
 肝心な当選結果ですが、例年続く不漁のためか応募数が少なく楽々当選(^^)v
 例年のごとく、ETCの通勤割引をフル活用しながら日本海へ向かう。旅慣れたあっきーがいるおかげでスムーズに事が運ぶ。やっぱり旅?は大勢のほうが楽しいし心強いですね〜





今年もまたここへ来てしまった



波荒いな〜(^_^;)



日本海初の獲物



鯵のウキ釣り楽しいな〜♪



おりゃ〜!
アオリよ来い!




釣れ過ぎ〜


 昨年と同じくアオリイカの拠点である敦賀インターで高速を降ります。昨年寄った釣具屋に立ち寄って今後のアオリ捕獲に備えて仕掛けを物色することに。すると、生産中止になったFPR30が目に止まった!確か去年寄った時にもあったが、その時はそれほどの価値がなかったので買わずにいました。今ではプレミアがついていて高く売れます。これは買い〜♪でもこれから旅費がいくらかかるかわからないし、衝動買いはやめとこう(・_・;) 帰りも寄るつもりなので、旅費が残っていたら購入することにします。
 昨年、目星を付けていた越前岬周辺に着くと、たくさんの人と車…。人家も少なくひっそりとした場所ですが以外や以外、結構釣り人口が多いようだ。しかも波が高いし磯釣りは厳しそうです。新たなる釣り場を開拓しなくては。
 次に向かったのは港。ここらには蟹の水揚げされる小さな港が結構あります。しかしここでも釣り人が多くて入れてもらえるスペースがありません。何も釣れていなければ諦めもつくのですが、25センチクラスの型の良い鯵が釣れているので引くに引けない。
 まだ鯵が釣れそうな港がありそうなので、またまた移動〜。すると今度は空いている様子の港です。釣れないから空いてるのか?様子を伺うと、サビキ釣りをしている若者の仕掛けに煌く魚がたくさん釣れてます。よ〜し、ここに決めた!この際アオリでなくてもなんでもいい、日本海の魚を釣ろう!
 先ほどのサビキ釣りの若者の横に陣取らせてもらって、まずはサビキで鯵を狙います。こんなこともあろうと釣具屋さんでアミエビを買ってきてよかった〜。
 コマセカゴにアミエビを詰めて、仕掛けを降ろすと、すぐに「ブルブルブル〜」きましたよ〜!日本海初の生き物釣りました!獲物の名前は豆鯵!…。でも記念すべき初物。太平洋岸の鯵よりもどことなしか痩せてるようです。それもそのはず、アミエビを撒くと海面が盛り上がるほど餓えています。いわゆる小さなナブラが起こるほどだ。静岡の駿河湾ではこんな光景はみたことがありません。日本海は餌が少ないのか?
 オイラとスズキくんと、みさかいなしに鯵を釣りまくる。そんな中、あっきーはアオリイカを諦めてはいなかった。オイラとスズキくんの釣った鯵を餌にアオリを狙う。それにしても鯵が釣れ過ぎる。あっという間にバケツ一杯になってしまった。
 しばらくしてあっきーのアオリ仕掛けに反応が?!浮きが沈んだのだ!
 オイラ:「待って、もう少し」 
 そそ〜っと合わせるが餌の鯵だけ取られていて乗りません…。いくらラッキーボーイでもそんな簡単に釣れてしまうようなバカなイカではないようだ。
 潮が満ちてきて、堤防に打ちつける波もどことなしかやばそうだ。と思った矢先に

        「ドッパーーン!」

 堤防に当たった波は5メートル程打ちあがり、堤防の内側に覆い被さった!その瞬間、下にいた人が海に流された!どうやら子供のようだ。ヤバイ!救助に!が、我々が救助に向かう間もなく近くにいた父親が子供の腕をつかんで堤防上に救出し、事なきを得た。決定的瞬間を見たオイラ達はしばらく呆然としてしまった。恐るべし日本海の荒波!
 餌も切れたし、アオリも釣れそうになかったのでこれにて退散。
 調子にのって鯵を大量に釣ってしまったが、今日帰るわけでもないし料理しようもないので隣で釣っていた親子にすべて贈呈。

 あぁ、今年も空振りか…。まぁ、日本海の生き物釣ったし良しとしとこう!
 



マウスON!
 今年こそは金沢へ行こう!ということで、ひたすら北上します。旅慣れたあっきーが、金沢に行くなら近江町市場に行ってみよう、ということで高速に乗換えてガンガン飛ばす。時間はぎりぎりだったがなんとか閉店前に到着。
 早速、物色しながら回るがほとんどのお店が片付け中。そんな中、威勢のいいおばちゃんが蟹を買ってくれとせがんできた。ここで足を止めたのがあっきー。最初から買う気はあったのかは定かではないが、交渉の末、超安価で蟹とアマエビをゲットしていた。買う気なら閉店間際がお得なようです。
 時計を見ると6時半過ぎ。腹の減る時間です。こんなこともあろうと、あっきーが片町にある居酒屋に予約をしてくれた。流石頼りになる男だ。それでも少し道に迷ったが無事に居酒屋「源左エ門」に到着!とりあえずあっきーとオイラはビールで。スズキくんは運転手なのでウーロン茶でカンパ〜イ♪こうしていつも酒を飲めるのはスズキくんのおかげである。この場を借りてお礼を言いたいm(__)m ありがと〜
 料理は何を頼んだが忘れてしまったが、食べたことのない美味そうなものだけを注文した。どれも絶品だが、中でもノドグロは一尾3000円もする超高級魚なので、3人で突いてダイジに食べた。後で聞いた話、刺身で食べるとより格別だそうです。来年来れたら一匹を一人で食べてみたいほどバカウマでした(~o~)
 美味いもの食ったし、締めはやっぱりラーメンである。町に繰りだしてラーメン屋を探すがこれといった店がみつからない。近くにいたナビ男に聞いてみると、「一喜」という店がお勧めということなので入ってみる。腰の低い親父さんが一人できりもりしている。お客もそれなりにいるが、注文したラーメンはすぐに出てくるのだろうか?!しかし以外に早く出てきた…そして果たしてお味は?・・今となっては何ラーメンを注文したかも覚えていないですが、飲み食いした後のわりには美味い!
 一通り金沢の町を堪能したので、明日に備えて美川町へと戻ります。





片町。中々イイ雰囲気でしたよ〜(^^)




3度目の受付




鮭釣り帽子の似合うスズキくん




当たらん…
どうでもいいけどこの木邪魔なんだよー!




 ※釣り区域外
当たった!




マウスオン!
フィッシュオン!!




お手上げじゃ〜
奇跡起こらず…



 今年こそは宿に泊ろう!と決めていましたが、それよりも美味いものを存分に食いたいということで今年も車中泊である。野宿慣れしているオイラ達なので問題ないのだが、傍からみればけっこう貧乏くさい…。
 まぁそれはイイとして、あっきーに美川温泉に入ってもらいたかったので毎年恒例の美川温泉に向かいます。寂れた温泉ですが、天然温泉なのでツルツルして気持ちイイ湯です。
 相変わらず熱い湯に5分と持たずに出て湯冷ましです。スズキくんとアイスクリームを食べながらあっきーの出てくるのを待ってますが、一向に出てくる気配がない。しばらくして汗だくになって出てきました。話を聞くと、地元の親父さんに捕まったらしく出るに出られなかったらしい。その代わりにイイ情報を仕入れてきたそうだ。
 その内容は“今年は鮭の遡上が少ない”ということ…。おっと、これは聞かなかったことにしよう…(^_^;)
 イイ情報とは、遡上したカス鮭を美味しく調理する方法だそうだ。親父さん独特の煮付け法だと言う。
 そんなことを話していると、その親父さんが風呂から上がってきて、「俺の煮た鮭食うか!」という。もちろんオイラ達3人供 「ハイ!食います!」
 美川温泉をあとにして親父さんの家に先導してもらいます。着いた先はかなりの豪邸である。なんでも鉄鋼会社の社長さんだそうだ。しばらくして鮭の煮付けを持ってきてくれました。味見させてもらうと、冷めているものの、身が締まっててカツオの煮付けみたいでかなりイケル!
 親父さんにお礼を言って今晩の宿へと向かう。釣り場会場では洗面所もなければトイレも爆激臭である。これを聞いたあっきーは我慢ならずと前もって近くにある道の駅を調べておいていた。鮭釣り会場からはけっこう離れていましたが、他にも車中泊している連中がいるし環境はかなりよさそうです。先程頂いた鮭の煮付けをツマミにあっきーと飲みなおして0時就寝。
 我が家(ステップワゴン)で3人では少々キツイかと思いましたが意外に良く寝られて、あっきーに起こされるまでの記憶はほとんどありませんでした。洗顔とウ○コを快適に済ませて鮭釣り会場へと向かいます。

 会場に着くと、もうすでに大会は始まってました。受付を済ませていざ河原に降り立つと、もの凄い釣り人…。どこで竿を振れというのだろうか?!毎年のことだがこれは定員オーバーである。無事当選して喜んでいた自分達はいいカモだ!釣り区間拡張なり、定員削減なりもっと考えてもらいたい次第だ!
 仕方なく釣れる気がしない超浅いポイントや、枝の沈んだ根掛かりポイントに入って釣り始める。そうそうこれ、沈んだ倒木は釣り区間くらい撤去してもらいたい。仕掛けがいくつあっても足りやしない!
 通りがかる釣り人は決まって「アタリますか?」と聞いてくるがオイラに聞くのはヤボなこと。「こんなとこでアタるわけがあるかい!」と言いたいとこだが言えないオイラ…。
 スズキくん、あっきーにもアタリは全くないようです。釣り飽きた(釣ってないけど)ので毎年恒例の水産センターへ鮭の遡上具合を見に行くことにしました。
 水産センターに着いてまずはヤナの様子を見てみますが、一匹たりとも姿がありません。昨年も少なかったですがそれ以上。センター奥でいつも鮭を捌いてくれる爺さんも普段着で、しばらく鮭を捌いた様子もないです。遡上の様子を聞いてみると、「今日は3匹入ってきただけだ」…。3日分くらいの鮭が生簀の中に10匹くらいいただけでした(>_<)マズイぞ〜!釣らなければお土産鮭はないってことになる…。ここまで来て手ぶらでは帰れない。それでもまわりではちらほら釣れていたので期待を胸に再挑戦だ。
 河に戻っても相変わらず釣り場はない…。あっきーが恐面を生かして、ジリジリと釣り場を拡大していきます。これで十分な釣り場が確保できたぞ〜(^^♪ でもアタらない。しばらくしてあっきーに何か掛かったようだ。根掛かりだったが、引き寄せると何か付いてます。ルアーだ!それは鮭釣り用の40gのピンクのスプーンでした。これはありがたく頂いて戦力にします。
 しかしアタリもなく無情にも時間は過ぎてゆく。穴の空いた長靴の中に水が入り、辛い釣りになってきた。根掛かりをいかにも鮭が掛かったように演出するようになったらもう終わりというか降参である…。
 採集区域を大幅に超えた区間でスズキくんにアタリがあったようだが釣れなければ信じる者はいない(^_^;) ここに来て3年目、12時、早くも降参(>_<) いいんだ!所詮、慰安旅行で来てるんだから…。マジで負け惜しみではなくてけっこう楽しい。それは釣れれば申し分ないですが…。
 今回初めて参戦してくれたあっきーも、毎年懲りずにやってくるオイラ達の気持ちがわかったという。

 今回は釣り期が早かったのもありますが、遡上が例年になく少なかったそうです。釣る人は釣っているので言い訳は言いません!来年に向けて精進することします!
 スズキくん、あっきー、来年こそは脱、野宿しましょう!そして大物をゲットしよう!
 今思いおこすと、何の不満もない。そうだ!これは旅行なんだ!この楽しい記憶は一生忘れることはないだろう。
 ありがとう!スズキくん、あっきー、鮭達よ!



松井秀喜と同級のあっきー

俺も大物になるゼ!
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